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無責任なJ2予想2023振り返り

J2のシーズン開幕当日に移動する電車の中で書き上げた無責任なJ2予想2023の振り返りをします。翌シーズンの開幕前日に。無責任にもふさわしい振り返りです。

当たったっぽい物にはドヤ顔で解説し、外したのには言い訳に終始する振り返りですがそれではどうぞ。

 

 

優勝

清水(4位:PO敗退)

 

結果としては思いっきり外したとしか言えません。

J2は予想外で何が起こるかわからないと書きましたが、まさかその予想外に清水が該当してしまうとは思いませんでした。メンバーは悪くなかったですし何故ともなりますが、後述する化け物がいた所や序盤でのつまづきや、降格の遠因となった終盤での失点がメンバーを変えても引きずっていたのかなと。来シーズンは序盤から秋葉さんが率いるので果たして。

ただ言えることがあるのであれば、J2に絶対はないですね。改めて思い知りました。

 

 

昇格争い

町田(1位)、磐田(2位)、仙台(16位)、岡山(10位)、徳島(15位)

 

予想に近いと言えば近いかもですが上だったのが2チーム、若干下が1チーム、大幅に下が2チーム。

J1でやっていた選手とJ2での選手は差があります。

21年のJ2から昇格した磐田は降格し、京都も

プレーオフまで行く順位だったというのが

その証拠です。

なので、磐田はこの位置に絡めると予想。

やはりこの持論の通りでした。数年前のJ2ならばまだしも、今のJ2はJ1からの降格組が1年で上がっていく傾向があります。例え降格してもJ1の経験は強いですし、降格1年目であれば選手も残っているので1枠がそこで埋まります。降格1年目は最大のチャンスをどこもよくわかっているという事です。補強禁止も気にしないで磐田を昇格予想にしてよかったです。

町田は行くかなと思いましたが本当に行ってしまうとは。やはりお金とあとやる気があるかですよね、強いのは。環境整備もしないで経済効果だけでお金も出さないくせに「J1行ってくれ」な人達ばかりでは駄目でしょう。話題のサイバーエージェントは補強ばかりが話題になりますが環境整備もしっかりやっていたようですし。そういう頭のいい人が集まりやすいのも都会のチームの有利さですよね。

町田と同じ位置で話に挙げた仙台は昇格経験のない監督が不安と予想しましたがそれがまさにという形に。シーズン途中から川崎の庄子さんがGMに入り建て直しを図っていますがどうなるでしょうか。

岡山は結果論から言えばデュークの離脱がかなり大きかった印象を受けます。デュークを入れた町田が昇格していることを見ると尚更そうだったのではないかと。

徳島は監督が外れればもっと下もある、と書きましたがまさに下になってしまいました。監督人事の見極めは難しいものです。

 

 

上位争い

いわき(18位)、大分(9位)、長崎(7位)、千葉(6位)

 

予想通りと言えば通りなのが2つ、若干下が1つ、大幅に下が1つ。当ててたと言えば当てていた方。

今改めていわきの予想を見ると、結構な高評価していたのだなと。一時はよい時期もあったのですが、思うほど伸びなかったです。J3とJ2の戦い方の違いに合わせる事の難しさが見えます。

大分は一時は町田と競っていた時期もあったのですが、負傷者などもあり最終的には9位に。継続路線だけでは上を目指す戦いとしては難しいという事を示しました。

長崎はカリーレからのマイナス分を(以前にも書いたように、私はこの人評価していません)フアンマで埋めてこの結果まで上がってきた印象です。やはり点が取れる選手がいるのは強かったですね。

千葉は乱高下があってちばぎんの印象に騙された?と思いましたが、夏以降しっかりと成績を上げてきてちばぎんでの予想は間違っていなかったと実感しました。小森が化けたのが大きかったです。あと小森はチャントが好きです。ヒーロー絡みの曲はたくさんある中でHolding out for a heroを選ぶセンス。

 

中位争い

東京V(3位 PO昇格)、水戸(17位)、甲府(8位)

 

やはり城福さんでした。昨年抜けた選手の穴をものともしない戦いぶりで、「彼次第ではもう少し上もある」としたのの更に上を行くとは。選手にお金をかけるよりもいい監督を連れてきた方がいい、という私の持論が更に強くなってしまいました。

水戸は選手層を見れば順位の通りと言えば通りではあるのですが、ただその前までのパフォーマンスがよかったのかあまり奮わない印象ではありました。秋葉さんは下位チームを中位に引き上げる人なのかという風にも思えます。

甲府はポテンシャルを発揮できていた部分とそうでなかった部分の差があったような気がします。力はあったのですが。その辺りも含めてリーグに関しては予想の通りでした。

 

 

 

下位争い

山形(5位)、大宮(21位)、熊本(14位)、金沢(22位)、群馬(11位)

 

プレーオフが1中位が1で予想より上が2つ、予想通りなのが1つ、そして降格が2つ。ぶれがとても激しいです。

大宮は序盤はホームで負けてなかったりと外したかな感があったのですが、ここでも触れていた選手の退団と終盤勝ってない懸念がその通りになってしまいました。原さんの人脈も今年はうまく行っていなかった感じでした。

熊本は予想からはそう外してはいないと見ています。多くの選手が離脱した選手が大きいながらも、それなりには健闘していましたし石川の負傷がなければもっと上には行けたかもしれません。

金沢は外国人はよかったのですが、数年前から懸念していた柳下さんの限界がここに来て露呈してしまったように思えます。メンバーはあまり悪くなく思えたのですが、それでもという辺りにJ2の質の向上についていけていなかったのが見て取れます。

群馬は残留争いどころかむしろプレーオフに届きそうでしたね。途中で長倉が新潟へ行ってしまったためそれもあり苦しんだ時期もありましたが、外国人選手なしでここまで行けたのは見事でした。もう組長なんて言えないですね、大槻さん。

最後は山形についてです。最終順位は5位ですが、シーズン前に指摘した不安点がほぼ当たってました。半田の離脱は同じ誕生日の小野である程度は埋められましたが、小野が定着するまではなかなかにという状況でした。山田のところも最終的には何とかなりましたが、シーズンの序盤には山田がいればと何回も思ったものです。山﨑の所も西村が伸びて何とかなりましたがそれが無かったらと思うと……。今シーズンも去年ほどではないですが割と似たような感じなので期待よりも不安の方が強いです。モンテディオ山形史上2人目の同じ誕生日の小野は名古屋で頑張ってほしいです。

 

 

残留争い

秋田(13位)、栃木(19位)、山口(20位)、藤枝(12位)

 

当たりが2チーム、予想よりも上の位置だったのが2チームですが、藤枝は残留争いに絡んでいたわけではないどころか上位にいたこともあるのでだいぶ外した印象です。昇格チームをわかりにくいとかJ3昇格組だからで残留争い予想するなという事です。

秋田は去年同様勝てない時期こそはありましたが、残留争いにいたとかそういう訳ではなかったのは選手層も考慮すれば吉田謙すげえとしか思えません。上のカテゴリーでやっていけるタイプの人ではないとは思うのですが秋田には合っています。秋田遠征で吉田みくじを2枚も買ったので新スタジアムの建設がうまく行きますように。

栃木は守備の再構築がと書きましたが、パリ五輪世代の藤田がいたので守備が悪いという感じではなく、点を取っていた根本が負傷で抜けてしまったために苦しんだ印象を受けました。

山口も厳しいシーズンと予想しましたが、こちらもその通りです。途中にあのエスナイデルさんを監督にして何とか残留出来ましたが、選手層の難しさはありました。

藤枝は過小評価との声が大正解でしたね。J3をある程度見ていたらそれはわかっていた訳で、これは私の甘さ以外の何物でもないです。見事でした。すみませんでした(土下座)。個人的なことを言えば監督の須藤さんは暗黒期の甲府や水戸で頑張っていたイメージが強いので、その世代の人が監督になっているのが感慨深いですし、苦労していた人にはいい指導者になってほしいです。

 

 

以上となります。

だいぶ甘めな順位予想をして、更にそれをだいぶ甘めに解釈して当たっていた感覚があるのは8/22でした。かなり長く見ていても当てるのは難しいです。しかし、これこそがJ2の面白さであるのだと開き直ります。

これをシーズン終了後すぐではなく焦って開幕の前日に書く辺りが既にまずい気がします。来シーズンこそはちゃんと準備をして書きたいなと思いますが、結局来シーズンも同じになるのが見えます。