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無責任なJ2順位予想と展望 2020ver

毎年好評(だと自分では思っている)の無責任なJ2順位予想シリーズです。

例によって、厳密な数字ではなく「この辺りかな」的なゾーンでの予想となっています。

割と「炎上覚悟で言いますが」的な、言いたい放題やってる物ですし、当ブログのモットーは「誰かが語る戦術の理論は何一つとしてピンと来なくて飛行機の窓から見える知らない街の夜景のようだ」「戦術はわからないわかりたくもないのさ」です。

このような予想ではありますが、今年もお付き合いして頂ければ幸いです。

 

自動昇格

大宮・磐田

まずは大宮。どこまで大宮好きなんだよこの人と言われるかもしれませんが、戦力の流出は若干ありましたが、それでも高いレベルの選手はいますし、今年は1年目の監督が多い中で高木監督が継続しているのは強みになるでしょう。

もう1チームは磐田。確かに最下位での降格ではあるのですが、交代以降はチームの状況が良くなった監督が継続している点をプラスに取りましたし、J1とJ2の差は確実にあります。昇格争いにも加われない、という状況になる事はないと見てます。

 

プレーオフ争い

京都・岡山・徳島・千葉・福岡

京都は自動昇格に置こうかとも悩みました。ただ、戦力は揃っているのですが監督が1年目であるのをマイナス材料としました。当たれば自動昇格もあるかもしれません。

岡山は有馬さんの2年目であること、補強も着実に出来ている点から上位を予想していますが、ただ自動昇格出来るかと言われると、とはあります。

徳島はメンバーは揃い監督も継続していますが、ヨルディバイスが京都に行った点をマイナスに取りここに。バイス退団後の長崎の状況を見ますと苦しみそうな気も。

今年は1年目の監督が率いるチームが多く、十分な戦力を持ちながらも低迷した千葉福岡にも十分なチャンスがあると思っています。どちらも実績は十分な監督が来ていますし。自動昇格に入れなかったのは1年目であるのでその辺りがある程度長くやってる監督に比べると、ですし千葉については選手が監督のやり方についていけるのかという部分もあるので。

 

中位争い

松本・新潟・山口・水戸・甲府・長崎・山形

昇格組の松本をここに置いた理由は監督の布さんがJ3でそれなりの戦力を残した群馬を率いて昇格はしたもののJ2では全く未知数な上に、戦力もその不安を打ち消す顔ぶれではないと考えたため。来年以降が勝負でしょうか。

新潟を高評価する向きもありますが、チームを文化ごと再構築していて時間がかかるチームになると予想しているのでこの位置に。周囲にその我慢が出来るかが鍵で、下手を打てば昨年の福岡と同じ事が起こる可能性もあると見てます。

山口は大きな戦力流出こそはありましたがそれでも2年山口で良い戦いが出来ている霜田さんがいるので、案外なんとかなるのではという気がします。

水戸は選手の移籍と何よりも監督が交代したのをマイナスに見てのこの位置です。大きく崩れる事は無さそうなのですが、上に行けるイメージもないです。

甲府は点の取れる選手が多く退団しかつその穴埋めの選手を取れていない為今年は建て直す年になりそうと考えました。

長崎も甲府と似ていますが、呉屋の穴埋めは課題でしょうし、来る前の長崎の状況を考えると昇格やプレーオフを争うのは難しいと判断しました。甲府に比べればまだもしかしたら点取れるかもしれない選手がいるのでちょっとはあるかもしれませんが。

山形ですがかなりきつい分析をします。ひとつは一応軸の選手を残すことは出来ましたが、監督とヘッドコーチ、柳、坂元とピンポイントで穴埋めが難しい所がチームを離れました。セレッソへ行った坂元が絶賛されていますが、それを見れば見るほどその辺りが抜けた今年のチームが不安になってきます。中村(充)は試合に出てなかったので思うような成果は出せないかな、と予想。

もうひとつは上位に食い込んで行くには外国人選手の力が大事になってきますが、その外国人選手が上手くフィットしない点。ジェフェルソンバイアーノですら活かしきれなかったチームです、未知数の外国人選手に期待している向きもあるようですがこれまでの経験があるので期待するのは難しいです。まぁ、確実な外国人選手を取れない事を含めてもこのチームの限界なのでしょう。

顔ぶれはそこそこ揃ってはいるので残留争いまではしないとは考えていますが、2016年の事や最近のJ2がなかなかきつい場所になっている事を考えるとびっくり枠もあり得るのではないか、そんな気すらもします。

と、そのような心づもりで今年は見る事にします。

 

 

下位争い

北九州・群馬・金沢・東京V・町田

面子はちょっと厳しい北九州ではありますが、ただ監督がJ2の戦い方を知ってる小林さんなので今年の残留は出来るとは思います。

群馬は顔ぶれは揃っているので中位予想でもとも考えたのですが、監督の奥野さんがJ2の現場から離れている点や山形時代の印象を見ると不安が残るのでこの位置に。あれから経験積んで変わってればもう少し上もあるかも。

金沢は戦力の流出が要因のひとつで、去年から触れているのですが柳下監督がこれまで率いたチームである程度の年数が過ぎると低迷するというのをしばし見ているので。

東京Vは上福元の移籍があった点、監督交代からの監督が翌年続けた場合成績は思いの外良くなく、永井さんも交代以降でチームが良くなったかというと疑問点が残るので。

町田は戦力に強いプラスがあるかという所に困った所と、監督のポポビッチさんの日本での指導がだいぶ前であるのが不安要素。

 

 

残留争い

琉球・栃木・愛媛

琉球は戦力の流出が大きな要因である上に、昨季の好調は前の監督が育てた選手が導いた所もあると考えているので、樋口さんの色が出るとちょっと厳しくなるのではと予想しています。樋口さんは戦力通りの結果を出す監督である、というのを見て割と納得したので。

栃木は昨年の成績に加えGKとディフェンスラインが変わってる事と田坂さんが大分時代2年目に調子を落としている事を懸念してのこの順位。

あとこの両チームに共通する点として、1年目それなりの結果になっている事で2年目に欲を出してしまう、という懸念もあります。戦力の乏しいチームでロマンを求めると痛い目に遭うと考えているので。ハマれば強いんですが。

愛媛は先に候補にした2チームとは逆で、残留に割り切った戦いが出来る一方でJ2の規模も選手の質も上がっているので愛媛の状況ではきつくなると予想してのこの位置です。特に最近は小規模なチームが低迷から這い上がれずに、というケースが多いので。

 
 
順位予想は以上の通りになります。開幕間に合いました……。別のブログで鉛筆転がしたという予想を見かけてその手があったかと思いつつ、鉛筆転がしの誘惑に勝って予想しました。疲れましたが何とか頑張りました。
 
 
たったひとつ確かな事があるとするならば
(予想する事も含めて)J2は地獄だ