私の知る範囲では山をクラブの由来に持つ数少ないクラブ同士であるので、いささか大袈裟ではあるかも知れませんが頂上決戦とタイトルをつけてみました。
こうして別記事にしたのにも訳がありまして、昨日の記事を書いていたら偶然芋煮入りカリーパンと芋煮入りおやきが同じくらいのタイミングになったので、せっかくだからという事で別に記事にすることにしました。
それでは、夢の共演をどうぞ。
芋煮おやき@旬彩花(250円)
山形の名物である芋煮を大胆にもおやきの具材にしてしまった一品。芋煮は汁物ではあるのですが、こちらの芋煮はおやきの中に入れるものというのもあってか汁気は飛んでいます。しかし、その味はまさに芋煮その物です。芋煮の新しい可能性を見いだしてくれるような、そんなメニューでした。
ちなみに本当はこの時食べる予定だったのは後述のメニューだったのですが、購入時にどれがどのおやきかを確認し忘れたこちらのミスでどれが食べたかったおやきかを忘れてしまい、芋煮おやきと芋煮カリーパンと芋煮と芋煮が被るミスをやらかした事をここで報告します。
後で、あっちの方は構造上厚みが出るのでそれを考えればすぐにわかっただろうと気付きました。もっと早く気付けば……。
気を取り直して続きます。
炎のカリーパン芋煮入り@明友(260円)
こちらは山形からの商品です。山形が山形と当たる事は当たり前ですが天皇杯の時位しかないので、ホームでも食べられないレア商品です。
芋煮に自信のある山形ですから芋煮も美味しく、その芋煮もカレーとよく合うと言われているのですから、カリーパンに芋煮の味が加わりなかなか良いハーモニーを奏でています。
芋煮という共通の食材を使いながらも、味も口当たりも全く異なるメニューになっていたので、芋煮続きでしたが全く飽きませんでした。
続きます。
炎のカリーパン山賊焼入り@明友(260円)
山賊焼をとは松本方面でよく食べられている鶏肉を揚げた物です。先週も鶏肉の入ったカリーパンを食べましたが、今回の山賊焼入りはそれとも異なっています。山賊焼入りなのでボリュームがあるのは勿論ですが、鶏肉系のカリーパンなので味もとても良かったです。山賊焼のまた新しい可能性になるかもしれない一品でした。
カリーパン入りおやき@旬彩花(250円)
一昨年このお店は限定でカリーパンを出し、昨年はカレー入りおやきを出し、そのどちらも美味しかったですが今年はその両方を組み合わせたおやきを出しました。
炭水化物を炭水化物で包むのは一見すると驚かれるかもですが、カリーパンを見慣れているのでよくある事です。
と、最初は思っていました。
しかし、二つに割った時にそれは裏切られました。
おやきはそれほど大きくないですが、そのおやきの中に小振りながらもカリーパンをしっかりと入れているのを見て、このお店のやる気を感じました。
味は美味しいです。過去にカリーパンを食べて、限定なのが少々もったいないくらいに感じたあのカリーパンの物でした。また量もあり、おやつにもおかずとしても十分です。
唯一の難点と言えば、おやきの性質上水分が少ないので食べる時にお茶などの飲み物が必要になる事です。油断していると、口の中がパサついてきます。
カリーパンは水分が多い具材を入れてもそれ程影響はないのですが(飴のように爆発する素材はありますが)、おやきは保存食として作られた所もあるので具の水分はなるべくならば減らす、という違いをまさかこのような形で知るとは思いませんでした。
最後にデザート系のおやきを。
いきなりだんごおやき@旬彩花(260円)
熊本へのチャリティーの意味もある、いきなりだんごのおやき。いきなりだんごは初めて食べたのですが、とても美味しかったです。
甘めのさつまいもに甘いあんこで甘すぎないかな、とも思いましたが思ったよりも甘さ控えめでした。こちらもお茶と一緒に食べたいですね。
以上、カリーパンとおやきだけの記事でした。
どちらの会社もとても工夫を凝らした良いメニューが揃っているな、という事。おやきのお店もカリーパンのお店もサポーターの行列が絶えない人気のお店だというのを改めて納得しました。
これからも美味しいカリーパンとおやきを作り続けて欲しいですね。