前回予告していた通りにやります。ただし、これは本当に酷いポエムもどきの文章です。普段からこんな事を考えているサッカーを10年以上も見てるはずなのに観戦力?何それ美味しいの?とセルジオ越後も呆れて評論をしなくなるようなレベルの話ですが見ていただければ幸いです。あと当たらなくても何一つ責任は取りません。順位予想というのはそういう物です。ただし空気は読んでごめんなさい位は言うチキンです。
まぁそんな予想なので、読み終わったら「ふぅ、この時間でもっと出来る事あったな」と思うかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
昇格予想
大宮・新潟
と書いて今年はプレーオフの方式が変わりJ1の16位が残留する可能性もあると気付きました。そのため2枠で予想を出します。
今年のJ2は所謂大本命不在でどこにもチャンスがある、と言われますが逆に言えばこういう年だからこそJ1からの降格組がそのまま昇格枠を埋めて終わるシーズンになると見てます。確かにJ2のレベルはインフレしている部分もあるのですがまた降格してしまったとは言ってもやはりJ1にいたチームはJ1で1シーズン戦って揉まれた強みもあります。ましてや昨年長崎という伏兵が昇格したのもあり上位陣に入る所が警戒してくるので今年はダークホースになりそうな所は来ないシーズンになると見ています。
と、言うわけで監督に鹿島の石井さんを呼び選手も揃えてきた大宮、一応地元民の願望も込めて手堅い布陣を組めそうな新潟を昇格予想にします。新潟はプレーオフ枠になる所もあるかもしれませんが。
甲府は他の予想では高くしている人もいるのですが、かなり正直にいうと(貴重な山形OBの選手であり功労者ではあるのですが)吉田監督の腕前に疑問が付くので、昇格よりはプレーオフ枠と見ています。
甲府・福岡・千葉・東京V・松本・徳島
甲府は戦力は悪くはないのですが、先の理由で1ランク下げています。福岡は主力選手抜けたとは言え監督は継続しているのでこのくらいはやれそう。
昨年のJ2を席巻したスペインサッカー勢の中では、千葉と東京ヴェルディがこの位置と考えました。千葉は主力流出もなく戦力の上積みが出来ているので、もしかしたら昇格もあるかもしれません。ヴェルディも戦力をプラス出来ていますが、こちらはWアンザイの流出が不安材料です。
松本は今年のダークホースがあるとするならばここと見てます。反町監督のチーム作りに限界も見えつつある一方で、J2をよく知っていて昇格した経験があるのが昨年昇格した高木監督と被ります。前田と前田が点を取れればあるいは、という可能性がありそう。
徳島は確かに戦力の補強はできているのですが、渡の穴埋めは少しきついと思うので今年は少し我慢の年でしょうか。
中位争い枠
岡山・大分・横浜FC・京都・山形
岡山はベースもしっかりと出来ていて補強は出来ていますが主力の流出もあるので上位には行けるけどプレーオフには届かないと思います。
大分は安定した戦いのできそうなチームです。ただJ3から昇格して2年目のチームはどこも厳しい戦いになっているのと、鈴木と上福元の退団が不安材料です。
横浜FCはイバ次第でプレーオフにも届く可能性はあるでしょうが、3年目ともなると対策されるでしょうし、昨シーズンにあったフロントの混乱ぶりはマイナスポイント。京都は選手の年齢構成と監督が不安材料。
個人的にはチーム首脳関係でトラブルのあるチームはいずれ残留争い最悪降格が待っていると思っているので横浜FCと京都は残留争いのびっくり枠に入ってしまう可能性も。
私は一応は山形サポーターなのですが、山形もびっくり枠行きはあるのではないかと思っています。外国人選手は恐らく外れでしょうし、去年同様に怪我人が頻発して思うようにメンバーが組めない、という試合が続いて下位争い枠や残留争い枠のチームに勝ち点を落とした結果、というのは十分にあり得ます。何よりも一端チームの雰囲気が悪くなった時に状況を変えられるだけの物が無いのは致命的です。選手は揃っている、確かにそうかもしれませんがJ2で残留争いした2016年だって選手は揃っていました。それでも残留争いをしてしまうほど、J2というのは厳しい場所になっています。プレーオフ争いが出来なければ残留争い、それがJ2です。
J1昇格を目指す、と言っていますが、近年の厳しいJ2ではそんな雲を掴むような目標よりもJ2残留を目指して戦う位にプライドを捨てて割り切って戦ってください。そうでないと間違いなく足元を掬われます。そして、J1昇格よりも大切な、今後の山形の礎になっていく物を作り上げて行ってください。
熱く語りすぎました。正直な話、J1昇格は望んでいません。時間はかかっても、J2に残留し続けてしっかりとベースを作って行くのが大事なことなのではないかな、と考えています。J2のカテゴリーを維持するのも難しい話でもあるのですが、本当に頑張ってほしいです。
下位争い枠
山口・熊本・愛媛・栃木・岐阜
山口は選手は揃っているのですが新監督の霜田さんの腕前が未知数なのが何とも言えません。当たればこの上の枠に行けそうなのですが。
熊本は去年が悪すぎたので、今年は渋谷さんの元で建て直す年。渋谷さんがどれだけJ2にアジャスト出来るかという所はあります。
愛媛は新加入の若手選手がどれだけやれるかにかかっている部分があります。主力選手の退団が足を引っ張ってしまいそう。
栃木は前線にそれなりの選手がいるのでそれまでの昇格組のように旋風を巻き起こす、とはいかないでしょう。ただし残留争いにはならないと予想。
岐阜は主力選手の流出を不安視して残留争い予想という声もありますが、監督が経験のある大木さんなので残留は出来るでしょう。
残留争い枠
讃岐・水戸・町田
讃岐は流出した選手の穴を埋めきれていない、年々チームとしての力が下向きつつあるためにこの順位と予想。
水戸も選手の退団の多さに加え、決して悪かった訳ではない監督を交代した事が響いてしまいそう。長谷部さんは千葉での経験がありますが、水戸のような限られた選手層で戦うチームの指導は合わない可能性も。
町田は守備の選手が抜けてしまったこと、また前線の二人の年齢面が不安材料。引き分けの多かったチームですが前年よりも点が取れなくなり苦戦しそう。
以上です。途中、かなり書きなぐった部分もありますが愛ゆえの毒舌、とどこぞの人みたいに言い訳をするつもりはなく、溜まっていた不満をぶちまけた暴言です。順位予想の中にポエムがあるのではなく、順位予想という体裁のただのポエムです。
そんな文ではありましたが最後まで読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。綺麗事かもしれませんが、試合中は敵味方に別れたとしてもそれ以外の時間は共にJ2リーグを楽しんでいきましょう!
追記
金沢・下位争いグループ
コメントで「金沢が抜けている」という指摘を頂きました。金沢及びその関係者の皆様、大変失礼いたしました。1チーム抜けがあった、というのは他のメディアでこれをやったら炎上しかねません。本当にすみませんでした。
フォローついでに金沢の話を書きますとアウェイの金沢はとても良かったです。諸事情でスタジアムの周辺のみしか寄れませんでしたが、そのスタジアムの歓迎ぶりが印象に残りましたし、おにぎりも美味しかったです。今度は観光も兼ねて行ってみたいです。
更に話は全くずれますが、富山で開催されたバスケの富山対千葉(どちらもチームカラーは赤)の千葉側の観客席にツエーゲン金沢のシャツを着た子どもがいました。ツエーゲンの広がりを感じましたね。
それはさておき、金沢の展望についてですが、金沢は中位グループよりの下位争い組と見ています。かつてJ2を震撼させた清原が戻ってきた事や柳下体制の2年目で目指している方向も浸透して戦えるプラスがある一方で、中美の退団と清原以外はあくまでも補充に留まっている印象を受けた点、柳下監督は選手を育てる力はあるのですが若干成績が伸び悩む時期がある点を不安材料と取り、上手く行けば中位争い、そうでなければ下位と予想します。残留争いは余程の状況にならない限りはなさそうです。
改めて以上になります。
今年のJ2も楽しんでいきましょう。